京都歴史回廊協議会

2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

イベント紹介

シリーズ歴史回廊を極める第10回「源氏物語 宇治十帖と源氏香」が開催されました。

9月20日(土)開催の「シリーズ歴史回廊を極める」は、宇治市源氏物語ミュージアムを訪れました。
『源氏物語』は、平安時代半ばに書かれた五十四帖からなる長編小説です。中でも、最後の十帖は、宇治が舞台になっているため、「宇治十帖」と呼ばれています。
まさしくその宇治でお話が聞けるとあってか、今回もたくさんの参加がありました。

「源氏物語 宇治十帖と源氏香」と題して、学芸員の大塚朋世先生のお話を聞いた後、「浮舟」「橋姫」の2本の映画を見たり、ミュージアムの展示を見て回ったりました。

大塚先生のお話によると、組香の一種で「源氏香」と言われるものは、有名な五本の縦棒からなる記号の意匠とともに、江戸時代頃に完成されたものなのだとか。
意外にも、随分後の時代にできたものだったのですね。
数百年後になっても、物語から派生する文化があるというのは、それだけ『源氏物語』が時代を超えて多くの人に愛されているということなのでしょう。

展示スペースでは、実物大の人形やセット、光と影の演出などで再現された『源氏物語』の世界を、参加者の皆さんは存分に楽しまれた様子でした。

参加者のお一人は、
「『源氏物語』は女学校からの憧れでしたが、今日は映像を見たり先生のお話を聞いたりして、さらに身近に感じられました。
千年経った現代でも、人間の恋心とは、美しくもあり、醜くもあるところなど、通じるものがあり、いろいろ考えさせられました。」
と、感想を聞かせて下さいました。
『源氏物語』を教えて下さった先生の授業が女学生たちに大変な人気だったことなど、懐かしそうに、女学校時代の想い出もお話し下さいました。

一日、お天気にも恵まれましたので、ミュージアムの周辺に点在する『源氏物語』縁の地を巡りつつ、更に平安の雅の世界に思いを馳せられた参加者もあったかもしれません。


源氏1

◇コムラサキの小さな紫色のかわいらしい実が鈴なりになってお出迎え。


源氏2

源氏3

◇「宇治十帖と源氏香」について、学芸員の大塚朋世先生のお話。


源氏4

◇実物大のセットに皆さん、見入っておられました。


源氏5

◇「これはあの場面かしら?」なんて声が、聞こえてきそうです。


源氏6

◇ガラス張りの廊下からは、お庭の緑がきれいでした。

2014/09/25 16:52 | コメント(0)
コメント

管理者のみに表示

ページの上部へ戻る