京都歴史回廊協議会

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イベント紹介

佛教大学との共催「京都学セミナー『愛宕信仰のひろがり』」を開催しました!

 梅雨入り間もない6月9日(土)、「京都学セミナー『愛宕振興のひろがり』」
が佛教大学との共催で開催されました。大沢の池に面した落ち着いた雰囲気
をもつ佛教大学宗教文化ミュージアムを会場として、防火の信仰で知られ
る京都西北の愛宕山、「あたごさん」がテーマです。
 14時から大槻会長の挨拶の後、宗教平和ミュージアム学芸員で京都美術
工芸大学非常勤講師の近藤謙氏が「愛宕信仰のひろがり~アタゴの神の由
来と霊山とのネットワーク~」と題してご講演いただきました。
 もともと丹波の国の神であった「アタゴの神」が平安遷都により山城の
神になったことや、愛宕権現まつるために山頂に神仏習合の白雲寺が建立
されて地蔵の霊場になったことなど、愛宕信仰について、歴史的経過を辿
りながら様々な視点から話される内容に、身近な「あたごさん」により親
近感が沸いてきました。1155年の藤原頼長の日記にはじめて登場する愛宕
山の天狗は、鎌倉時代には愛宕山が天狗が住む山として広く認知され、日
本一の天狗「太郎坊」を生みました。そのほかにも、愛宕曼荼羅や他の霊
山とのネットワークなど、いろいろな「あたごさん」を知ることができま
した。
 講演会の後は、近藤先生の解説のもとミュージアム見学です。様々な仏
像や天狗の絵などを詳しく説明していただきました。それほど広くはない
ミュージアムですが、現在開催されている特別展、「愛宕信仰のひろがり」
はとても懐深い歴史的意義をもった展示となっています。
 梅雨の時期ではありましたが63名が参加し、身近な「あたごさん」の様々
なお姿をうかがうことができた一日となりました。

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2012/06/11 16:15 | コメント(0)
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